PORTFOLIOマニュアル制作
SAMPLE
業務手順書/A4・3ページ

通知が来てから
記録するまで

GASによる自動通知システムの運用マニュアルとして作成した実例をもとに、汎用テンプレート化した作業者向け手順書です。日次〜月次で発生する定型業務(請求データ収集・勤怠督促・請求書発行)を、作業者目線で完全に可視化しています。

設計思想

「うっかり」をゼロにし、
業務品質を均一化する

このマニュアルの核は、非エンジニアでも迷わず運用に入れる仕組みです。Noticeメールを受け取った瞬間から「次に何をすべきか」だけに焦点を絞り、複数人・複数拠点での引き継ぎに耐える構造にしています。

このシステムが自動化しているのは「気づく」部分だけです。「実際に手を動かす」部分は、まだ人の作業のまま——だからこそ、その人が迷わない手順書が必要です。
  1. ✉
    通知GASがメールで
    「いつ」を知らせる
  2. ▤
    確認スプレッドシートで
    「何を」を確認する
  3. ✎
    実作業普段のツールで
    手を動かす
  4. ✔
    記録「終わった」を
    スプレッドシートへ

本文サンプル

10月サイクルを例にした
「メールが来てから記録するまで」

読む前に:触るのはこの2つだけ

窓役割
Gmail「今日何をすべきか」を受け取る/実際の依頼メールを送る
スプレッドシート(タスク実績)「何が来るか」を確認する/「終わった」を記録する

GASやApps Scriptは裏側で動くだけで、日々の作業では一切開きません。

全体を貫く1本の線

  1. GASがメールで「いつ」を知らせる
  2. あなたがスプレッドシートで「何を」を確認する
  3. あなたが普段のツール(Gmail・Excel・電話等)で実作業をする
  4. あなたがスプレッドシートに「終わった」を記録する
  5. その記録を、翌朝GASが読み取って次の通知内容を決める

① 10/1 朝5時台 サイクル生成の通知

件名:【月次タスク生成】2026-10 2026-10 のタスクを 11 件生成しました。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/...

この段階では作業は不要です。今月ぶんの予定表ができたという「お知らせ」です。

#ツール操作
1Gmailメールを開く
2ブラウザ本文のリンクをクリック
3スプレッドシートタスク実績シートに11行増えているのを確認するだけ

② 10/20(火)朝8時台 最初の実作業

件名:【本日の業務】2026-10-20 ▼ 本日着手(1件) ・請求データ収集の開始(全社) 期限 2026-10-20 ---- 進捗はタスク実績シートのステータス列を更新してください。
#ツール操作
1Gmailメールを開く。今日やることが1件あると分かる
2ブラウザ本文のリンクをクリックしてスプレッドシートを開く
3スプレッドシートタスク実績の該当行で節目名・対象を確認
4スプレッドシート顧客マスタで各顧客の締め日・送付方法・宛先を確認
5Gmail(新規作成)各顧客へ請求内容を尋ねる依頼メールを送る ★本当の仕事はここ
6スプレッドシートタスク実績に戻り、ステータスを「完了」、完了日を入力

このシステムは「いつ送るべきか」は教えますが、依頼メールの文面作成・送信そのものはGmailで行います。

③ 10/27(火) 2件が重なる日

▼ 本日着手(2件) ・タイムカード一次締めと督促(全社) 期限 2026-10-27 ・入手分の勤怠表を先行作成(全社) 期限 2026-10-27
#ツール操作
1スプレッドシート宛先マスタで総務の宛先を確認
2社内チャット等未提出者を確認し督促(Gmailに限らず社内の手段でよい)
3Excel等提出済み分だけで勤怠表を先行作成
4スプレッドシート2行ともステータスを更新

「どの手段でやるか」は現場の裁量です。システムが決めるのは「いつやるか」だけです。

④ 11/2(月) 3件が集中する山場

10月末が土曜、11/3が文化の日にあたるため、この日に3件が集中します。

▼ 本日着手(3件) ・請求漏れの最終確認(A社) 期限 2026-11-02 ・請求書作成・内容確認・顧客送付(A社) 期限 2026-11-02 ・領収書の入手とExcel入力完了(全社) 期限 2026-11-02
#ツール操作
1スプレッドシート顧客マスタで顧客別の請求書様式・送付方法を確認
2会計ソフト等実際の請求書を作成 ★まだ自動化されていない部分
3Gmail/郵送顧客へ送付
4スプレッドシート3行それぞれステータスを更新

この文書のまとめ

毎朝メールで「いつ」を知り、スプレッドシートで「何を」を確認し、普段のツールで実作業をして、終わったら記録する。

この4拍子を繰り返すだけです。記録を忘れると翌朝また同じ内容が届き続けます。